大学講演

寒風吹きすさぶお天気でしたが、北条にある聖カタリナ大学まで講演に出かけていました。近辺はよく通りますが伺うのは初めて。ちょっとどきどきします。本日の演題は「場面特異性を乗り越えよう」。就職活動では面接を始め、さまざまな「特異」場面に遭遇します。その対処法と心の持ちようをテーマにしました。

 

大講義室には50名超の受講者が集まっていました。こちらの話す内容に一所懸命メモをとる人、うなづきながら聞いている人、中には寝ている人もいましたが総じて喋り手としてはやり易いセミナーでした。後半、集団模擬面接を行いましたが、ここでは参加者全員が当事者意識を持って行えたと感じます。ロールプレイング参加してくれた5名の学生はしっかり準備してきていたので想定したような内容ができました。まわりで聞いていた学生も近くに集まって真剣にメモをとっていました。

 

以前も某私立大学で同じような内容の事を行ったことがありましたが、余りの反応のなさに困惑した覚えがあります。この日の参加学生は、ほとんどが「何か学ぼう」感に満ちているのが感じられました。講演終了後も何人もの学生が質問に来るなどなかなかのバイタリティがある印象です。職員の方の指導の賜物であると同時に彼ら自身の目的意識の高さでもあると思いました。

 

90分という非常に短い時間でしたが、ひとつでもふたつでも後に役立つことがあれば幸いです。「一喜一憂せず」持続して頑張ってください。就活の必勝法は良い行動習慣を自分でつけることです。