リテンションについて

クライアントを見渡すと、新卒・中途関わらず「採用」に関しての意識や行動の高まりはある程度浸透しているような気がします。つまりはフレッシュな人によって組織の雰囲気を変えていこう!という次世代を渡っていくためのことだったり、団塊の世代が毎年抜けていく中で、ノウハウの継承を必然的に急ぐなどの緊急事態だったり理由は様々です。

 

そういった中で、「思ったように即戦力にならない」現実や、「受入許容人数に迫ってきてsyない体制自体に変革が必要」だったりという問題が出てきます。「なかなか採用がうまくいかないなあ・・」と嘆いていた頃が少し懐かしくなったり・・

 

リテンションとは「人材の維持・保持施策」という意味ですが、採用するとともに考えなくてはならない課題です。例えば、各世代ごとに組織の一員としての役割を分担することなどは最初の一歩と言えるかもしれません。また、個を活かすためのチーム作りもそのひとつです。いわゆる健全に働ける環境づくりが生産性を上げて、競争力も向上させると思います。

 

経験や実績は大切ですが、やはりその上になにを積み重ねるかがもっと大切なことのように思います。個を嘆く前に組織としてはどうなのか、舵とりはどうなのか、「なんのためにどうしたいか」、そもそも目的は一体何なのか、それぞれに当てはめて考えることが強いチーム作りには不可欠のように思います。