採用設計について

もう春なのかな・・と思っていたらやはり寒さが列島を包んでいるようです。特に朝はパソコンのキーを打つ指も言うことをきかせるのに一苦労です。今朝はクライアントの文章添削からスタートでした。

 

「採用活動をスタートさせたい」「見直したい」というお問い合わせをいただきます。留意点がいくつかあります。まずは「中期的な計画」。目先の人員補充だと必ずひずみがきます。例えば一人採用するためにどのような打ち出しをするか、採用基準はどうするか、それをどう見極めるのか、採用取り組みに対して社内的な周知は万全か、内定後はどのように教育していくか、入社後はどのように定着と育成を図るか(最低3年)など、「設計」を行っていかなくてはなりません。

 

数年前までは、影響力ある媒体に掲載すれば自動的に採用できていましたが、今は準備と自社なりの戦略のないところはなかなか人財獲得は難しくなってきています。中途となると期間が短い分ハードルは更に上がります。継続的な採用にはまずは人に対しての自社経緯を棚卸したうえで、検証と改革を行い、将来に渡って永らく変化対応できる組織作りを図る必要があると言えます。

 

企業にとっても大いなる投資である採用活動。利益を創造できるようなものに少しずつ作り上げていくことがこれまでのお客様との取り組みでも感じる事です。