ツールとして

先日、懇意にしていただいているお客様に「ところで田渕さん、フェイスブックって何?」と聞かれました。フェイスブックって何?という唐突な質問に「こんな感じのものです」と自分の登録画面を見せて説明したのですが、まったく触ったことのない方に「これはこうです!」と説明するのは難しいことに自分自身気付きました。「ブログとどう違うん」「これはどうやったらできる?」「どんな意味があるん?」と矢継ぎ早にでてきて「解り易く伝えるのは難しい!!」とわかっている風になっていた自分に反省を促したのでした。「会社としてもやったほうがいいと思う?」。

 

そのとき、「ツールとして使いこなせるかどうかということだね」と同席の社長がおっしゃられました。確かにブログにしてもフェイスブックについても機能を理解してどれだけ意義ある使い方ができるかがキモです。私自身もブログは毎日更新していても、フェイスブックに関しては積極的に友達をつくりに行くことはなくもっぱら申請待ち状態。ツィッターに至ってはアカウントとって以来放置です・・

 

今の世の中に「なんらかの目的を果たすために便利なもの」は星の数ほどあると思います。マーケティング視点からは、ニーズ・ウォンツのあるところに広めることが大切でしょうし、ユーザーは使いこなしてこそ初めて意味があると思います。ウェブの世界は日進月歩どころの騒ぎではないのでコツコツと勉強しなければいけないのですが、やはり自分の専門性を広げるためにはあらゆる手段について知識を深めていかなければいけないはず。すべては「ツール」として存在し、それを使いこなすのは自分次第、そんな気がします。

 

ちなみに個人的に最近出会ったベストツールは、アタッチwifi。携帯に繋げばネットが繋がる優れもの。携帯会社のルーター購入をもう決めようと思っていたときに検索にひっかかって即買いしました。ちょい繋ぎにはとてもよいものです。コストパフォーマンスもグッド。このアタッチwifiで気付いたのが、「何かと何かを組み合わす事で単独よりも相乗効果がでる」ということ。ただの使い古されたガラケーと、それそのものではなんら意味を成さない1円端末。組み合わせると最安値のルーター使用料より更に2500円安く、テグザリング機能が手軽に楽しめる。

 

これは、自分の仕事の大きなヒントとなります。もちろん冒頭の「今流行りのモノを解り易く説明できる」ようにする勉強も継続しなくてはいけません。すべてはツールとして機能させることが重要です。