2014卒採用活動~道の途中

本年も、私の専門業務のひとつ「新卒採用」にて支援依頼をいただいている数社と並走活動をしています。準備期間を含めると5ヶ月目です。

 

この2月は「バーチャルではなく直に学生に会う」月間となります。企業としては短い時間の中でどのように自社を説明し、応募動機を高めてもらうかがカギです。数年前と違って金太郎飴のような会社説明会では印象付けも難しくなっています。就活時期もタイトになっているので、まさに貴重な時間の価値をいかに高めるかがポイントとなります。

エントリー、出席率ともにとてもよい状況ですが、やはり参加動機はまだまだと言った印象。企業側の説明演出力はかなり問われていると思います。とはいえ、ほとんどの担当者が兼務の方。おもしろおかしく説明しようとしてもなかなか難しいものがあるのが現実。自然にらしさを出していければいいと思います。

 

愛媛地元の今年の傾向は・・

・おとなしい人と「トレーニングしてきました!」という人がいるなと感じる一方、表現は適切ではないかもしれませんがまさに玉石混合。目立つ目立たない関係なく、光る人はやっぱりいます。私の着眼点のひとつは、休憩時間に入る前やセミナー終了後の立ち振る舞い。習慣(本質)がでます。もちろんそれだけでは判断しませんけれども。

・「コンピテンシー面接対策」なのか、「何をどのように取り組んでその経験が自分にとってどのような変化を与えたか」のようなエントリーシートが増えてきました。おそらく学校などの指導もあると思います。良いも悪いもなく、質問しやすくなったかなと思います。

・自分に自信のなさそうな人が多いかなと思います。その分とっても挙動が不自然。周りがみんな優秀に見えるのでしょうけれども、のびのびとやってもらいたいなと思います。人間は急に変わることができない部分もあります。そんなあなたを「いい!」と思ってくれる担当者も現れるはずです(もちろん常識の範囲内ですが)。企業は優等生ばかりが欲しいわけではありません。

 

私もオブザーバーする説明会が合計10回。その後の選考を考えると今年も250人以上の学生の方と向き合うことになります。ひとりひとりに丁寧に関わるとともに、採用企業側にもアドバイスできればと思います。