階層別研修

昨年より某クライアントにて組織構築支援をさせていただいています。部門の中で新たなしくみを創出し、それを機能していくための支援を通年で実現していくことが目的。

 

今回は、切り口や見方をできるだけ多く持つために(判断材料をたくさん持つ)、別々に3階層に関わらせてもらっています。もちろん内容はさまざま。もっとも管理職として采配を振るわなくてはいけないところは、「既定路線」のようなものがあり変化しにくいのが現実。それは、こちらに限らずのことです。もちろんかくぁらせていただくからにはときに忌憚なきことも申し上げますが、実践いただく姿勢に感服いたします。

そして、私が一番興味を持って観察するところは、中間管理職と現場責任者のところです。事業の最前線のところで何が起こっていて、どうしていくことがベストなのか?これをしっかり考えて打開していくことは業績に直結すると考えています。

 

階層別に研修やミーティングを行いながら、現状把握+直近具体策+少し先の具体策設計を行いますが、互いにリンクしてくるところがひとつひとつ出てきて、それがすなわち成果となっていると感じるのです。原則的なことですが、素直、思いやり、献身などの素養があるチームのリーダーは組織に伝染していくかのごとくイズムが浸透していきます。

 

まだ道半ばですが、確実に一歩二歩、前へ前へ進み、その実感も感じられているようなので、次の具体策もやり切れるよう支援していきたいと思います。