生きている組織

永らく関与させていただいているクライアントでは、毎年この時期になると春の新戦力や新展開などを組立ます。取り組みの中で時折今まで組織運営してきた中での大波小波の話題がでてきます。

 

外からみるとどんな堅調な運営に見えてもそこには危機対応するたゆまぬ努力があるもの。特に私の関わらせてもらっている中小と呼ばれる規模であればあるほど、”アリの一穴”になりかねない脆弱さがそこここにあります。突然の欠員も日常茶飯事です。求職者目線で考えるとそれだけランダムに求人案件って発生するものなのですが。

 

請ける側からしますと、突然の募集案件などは媒体交渉をその場で電話で行い、原稿もその場で作ることもあります。応募者対応も夜駆け朝駆け体制。針の穴のような可能性を見つけるために企業と二人三脚で行うことになります。

 

新展開も外部協力先の招へいや、企画進捗の報告をする中で、かつてはあんなこと困った!あのときはこうだった!等と言う話が必ず出ます。当時を振り返るとどうしていいかわからなかったことも過ぎてしまえば歴史の一部。そのときそのときで適切な動きをしていけばなんとかなるものです。動き続けて止まることの許されない様はまさに生き物の生命活動に同じ。私自身も新鮮な情報を収集し、技術研鑚をしていかなくてはならないと仕事を通じて感じています。この時期は特に実感することが多いです。